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新着ニュース
活魚水槽・養殖業・水産加工業者様向けに、最適な人工海水の素が
(株)日本海水様より発売されました。 商品名「うみしお」


特徴:使用原料は食品添加物の基準をクリアしたものを使用していますので安心してご使用になれます。
    有害成分を天然海水以下まで下げています。
    溶解速度が速く、真水で簡単に海水を作ることができます。
    陸上で食用魚介類が養殖できます。

    1袋20kg入りで 約570gの海水ができます。

    お問い合わせを、お待ちしております。 担当:大木 隆之

平成24年11月6日

 

耐震構造のアクリル水槽製作・設置・保守について

 

日本はいつ、どこで巨大地震が襲っても不思議でない環境にあります。

先日の岩手・宮城内陸地震による被害を確認する事により、地盤の弱い地域や条件によりますが震度6の地震にも耐えられる水槽設備は製作不可能ではない事を認識しました。安心・安全・耐震性に優れた水槽設備を提案することが制作者に与えられた義務と認識し水槽製作を改善していきます。販売店様におかれましてもお客様に是非、安全な水槽を提案して頂きたくお願い申し上げます。

 

耐震性に優れた水槽を製作するための改良点

 

@    1ランク上の板厚

制作時に多少割高な水槽になるが強度と耐久性を考えると提案すべき要素であります。

A補強フランジ巾の重要性

地震の横揺れで水槽上部の水が揺れて水槽外に飛び出す事故は場所によっては震度3程度でも起こる場合があります。補強フランジを出来る限り広くすることが飛び出し防止に有効です。

Bフタの板厚・材質選定

水槽サイズにもよるが3ミリより5ミリ。塩ビよりポリカーボネイトを使用した方がより強度と、そり防止になり安全性も高まります。

Cフタの固定

フタを固定することにより飼育水の飛び出し防止は飛躍的に向上します。樹脂ボルトやステンレスのボルトを使用すること。

D照明カバーの提案

照明カバーは水槽上部に出来るだけ水槽サイズに近い巾と奥行きの物を製作し光が必要な部分以外に漏れない様にすることが照明効率の観点からも水槽内部の鑑賞を考慮しても重要です。又、地震発生時の水はね防止効果も期待できます。

E紫外線対策の提案

直射日光が当たらない場所に設置することは当然であるが蛍光灯やメタルハライドランプ白熱球等からも紫外線は発生しているので、出来る限り直接水槽のアクリル板に光が当たらない様工夫することが必要です。水槽フタをポリカーボネイトにすることで直接アクリル板に紫外線が当たらないようになるため効果的です。

 

F熱対策の提案

夏の水温上昇対策として照明と水槽の間に空間を保ち通気性を良くすることが重要です。

架台内部にポンプや安定器・クーラーの排気熱がこもらないよう出来る限り通気性を保つ構造にすること。

G水槽安定マットの提案

架台の多少のひずみや錆びによる盛り上がりが起こっても安定マットにより吸収されます。

地震の発生時に多少のずれ止めや縦揺れにも効果があります。

H架台と水槽のズレ止め対策の提案

ステンレスの治具など錆びない材料で縦揺れ・横揺れがあっても水槽が移動しない様、架台に固定すること。

    岩手・宮城内陸地震時、震源地より車で30分の距離にお住まいのS様宅の水槽は地震の時のために固定金具を取り付けていました。おかげで水槽の横転は免れたようです。手では曲げられない程厚い金具が曲がっている様子と水槽が押し戻された様子が伺えます。安定マットは敷いていなかったようですが敷いてあればもっと良い結果だったかもしれません。
地震が来る前に是非とも備えて頂きたい金具です。
S様宅の震度は6強でした。


水槽に破損はありませんでしたが配管の1部分が折れたそうです。
現在基礎コンクリートを打ち直し、もっと強固な仕様に変更の上で飼育を楽しみたいとおっしゃっておられました。

I配管の破損防止の提案

水槽と濾過槽・ポンプ等の機器類を接続する場合は、ホース等、柔らかい材料を一部に使用し配管破損を防止すること。配管の破損は漏電など重大事故に繋がりやすい。

J漏電防止対策 安定器 ポンプ サーモコントローラー等のカバー

水槽の飼育水の飛び出しや配管の破損により機器類に水がかかり漏電事故が起こらないよう出来る限り工夫することが大切です。特につり下げてある照明やテーブルタップの設置場所やカバーには考慮すること。

K設置場所の基礎強度の確認・アンカー等固定方法の提案

90p水槽(水量約180L)クラス以上の水槽設置をする場合は出来る限り架台の固定はアンカーボルトなどを使いしっかり固定することが大切です。大型水槽の場合は床下の張りや強度も設計業者と検討した方がよい。比較的小型の水槽でもフローリングや畳の上に置く場合には架台より大きい合板などを敷き安定させるべきです。

L永年使用している水槽の点検

アクリル水槽は比較的長期に使用できるが永久的に使用できるわけではない。アクリルの材質・接着方法・紫外線の影響・設置場所等により一概に耐久年数は決められないが点検をすることで事故を未然に防ぐことは可能です。特に5年以上使用している水槽は点検すべきです。アクリル樹脂に限らず塩ビやガラスでさえも経年劣化があります。使用年数とともにもろくなっていきます。

特に接着面にクラック(細かいヒビのような物)や白化現象(接着面が白くなっている)場合は剥離する危険があります。そのような部分が見られる場合は専門家に見てもらい安全に使用できるか判断を仰ぐ必要があります。特にクラックや白化が進行している場合は水を抜き専門家に相談すべきです。

M水槽以外の点検

配管の点検 継ぎ手から水漏れがないか。

ホースバンドは緩んでいないか。

ユニオンは緩んでいないか。

クーラーのコンデンサーは詰まっていないか。

センサーは水槽又は濾過槽内に固定されているか。

電気関係ではコンセントにほこりが付いていないか?(トラッキング現象により発火の危険あり)

コンセントは付け根までしっかり差し込んであるか(発熱する場合がある)

電源を入れても動かない(漏電・接触不良)

電源コードが異常に熱い(漏電・接触不良)

水漏れ・異常音(ポンプのベアリング摩耗・錆び)

漏電ブレーカーが落ちる(漏電・水漏れ)

このような場合はすぐに使用をやめ、専門家に点検を依頼することが必要です。

 

その他水槽設備の安全対策で疑問がありましたらお気軽にお問い合せ下さい。

 

 

提案者:株式会社 熱帯園

    仙台市宮城野区平成2−22−47

    電話:022-231-6029

    FAX022-231-6036

 
 平成20年7月